Facebook 〜日本と海外の楽しみ方の違い~

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日本で劇的にFacebookユーザーが増加し初めて早数ヶ月。私がFacebookを始めたのは約3年前ですが、日本でFacebookが流行りだしたのをきっかけにWebクリエイターボックス用に別アカウントをとって「日本の」Facebookを始めました。当初から不思議に思っていた、海外とは違う使われ方をしているFacebook。今回はその違いをちょっとまとめてみます。


私のSNS利用歴は日本滞在時に始めたmixi(約4,5年前?)→Facebook(海外)→Twitter(海外)→Twitter(日本)→Facebook(日本)と日本・海外でいろいろ使ってみましたが、日本文化のFacebookを最初に使ってみて感じたのは「なんか違う…どうやって使うのこれ…?」でした。

先ほど「日本がガラパゴス化する瞬間に今まさに立ち会っている」という記事を見て、「ああ、やっぱり考え方が違うんだな」と実感したので、ちょっとまとめてみます。

日本と海外におけるFacebookの楽しみ方の違い

実名・顔出し

海外のFacebookは実名・顔出しが基本。名前は、中にはニックネームをつけている人もいますが、友達同士で通じるニックネームであって、本人と断定されない名前は使っていないように思います。顔写真も基本的に公開されています。友達を検索する時に、同姓同名が多数いた場合、顔写真をアバターにしていないと逆にわかりづらくて困ります。日本で実名・顔出ししている人は極端に少ないですね。実名でないとアカウントを削除する…というのは強行すぎる気もしますが、犯罪防止のためでもあるようです。

リアル友達限定

約3年前に取得したリアル友達専用アカウントには現在約120人のリアル友達がいます。日本のFacebookの方では一度も会ったことのない友達が225人。一度も会ったことのない友だちの数のほうがリアル友達を上回るのはなんだか不思議な感覚です。これは「日本がガラパゴス化する瞬間に今まさに立ち会っている」でも指摘されているとおり、Twitterのバーチャルな繋がりからFacebookに流れてきた人が多いからですね。

写真・動画のアップロード

海外のFacebookでは、その名のとおり顔写真や動画をどんどんアップロードされていきます。具体的にはパーティーでみんなで撮った写真、旅行に行ったときの動画など、自分+友人が映っているものです。どんどんタグをつけて友達の友達にも広めていってます。タグ機能によって友達の友達と実は知り合いだった!なんてことも度々起こります。

ノートの使用

日本ではMixiのように「日記を友達に見せる」という文化からか?ブログ感覚でノートを作成しているFacebookユーザーが多いように思えます。海外のFacebookでノートを書いていた人は私の経験上皆無です。

「あいさつ」の使用

「あいさつ」と翻訳されている事にも驚きましたが、「ちょっとつっつく」という意味のPoke機能。日本のFacebookを始めて、初めてPokeされました。「あいさつ」と書かれたら挨拶したくなるのが日本人ですよね。これは翻訳しなおした方がいいような。

「いいね!」砲

コメントつけるまでもないかな?というものに対して「いいね!」がつきます。これは海外でも同じ。ただ日本のようにステータスを書いた瞬間にいいね!の嵐・コメントに対するいいね!などはあまり見られない気がします。

海外ではFacebookが全てのベースになっている

日本ではMixi→Twitter→FacebookというようにSNSを渡り歩いているように見えますが、海外ではとにかくベースはFacebook。約1,2年前に海外でTwitterが流行った時は誰もがTwitterを始めましたが、結局みんなFacebookに戻っています。今Twitterを使っている人もFacebookとの併用ですね。例えFourSquareが流行ろうと、Grouponが流行ろうと、全てはFacebookと同期され、Facebookを軸に動いている気がします。

つまり

日本がガラパゴス化する瞬間に今まさに立ち会っている」で取り上げられている「facebookで増えすぎた友達をどうするべきか(Facebookノート)」という点で、Facebookが出した提案について議論されているようです。

しかし、上記の違いから今回Facebookが出した

  • リアルの友達にだけリクエストを承認しなさい
  • それ以外のメンバーとの交流はファンページでやってください

という提案になんの疑問も抱きません
もともと日本と海外ではSNSに対する考え方・文化が違うので、今回のような問題はいずれ起こる事だろうな…とは思っていました。

対応策としては

  • 日本と海外におけるFacebookの使い方の違いを理解する
  • その上でFacebookの根本的ルールを理解する
  • 納得できる人はFacebookを使う

ここで納得できないのであれば、実名じゃないとFacebookアカウントが突然停止になった時に何が起こったのか理解できず、パニックになることでしょう…。ルールに縛られることなくFacebookを楽しめたら一番いいんですけどね!

あ、ここまで言っておいてなんですが、WebクリエイターボックスのFacebookページ、のぞいてみてくださいw

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コメント

  • メガネをかけた猫

    とても参考になりました!
    それにしても、日本版Facebookの「あいさつ」ってそういう意味だったんですねー!知りませんでした。

    良記事ありがとうございます ;)

  • 僕は海外に友人やら同級生が、日本には外人の知り合いとか友が多数いるので、早い段階から使っていましたが、

    という提案になんの疑問も抱きません。 もともと日本と海外ではSNSに対する考え方・文化が違うので、今回のような問題はいずれ起こる事だろうな…とは思っていました。

    に僕も全く同じ感覚ですね。はい。

    最近のブームに乗って使っている人はTwitterの機能拡張版的感覚を抱いて使っているのかなぁ、と思っています。

  • 私はこれまでに二つパブリックなSNSを開設し、最近になって新たに極端にクローズドなSNSと逆にオープンなSNS(これはWordPressとBuddyPress・・Manaさんのサイトを参考に)を開設しましたが、

    ず~っと私の中でもやもやしていたものが、日本人の匿名性への執拗さ、その逆にある海外のプラットフォーム。そのズレです。

    私自身は生粋の日本人ですが、ネット上で実名も出しますし、顔も出します。
    しかし、周りに同じように公開している人は皆無です。

    民族性と経験の違いでしょうね。
    極端にクローズドなSNSの中では、プライベートな話もドンドン出てきていますが、同一人物が他のオープンなSNSでは全然違う姿勢で居ます。

    よく例えられますが
    日本人は小さい頃、自ら手を上げてクラスの代表になろうという人は珍しく、逆に海外では代表になる為の試行錯誤をする、と。
    そのような違いもありますし、
    まず日本のインターネットの世界は、みんなが使い出すようになる前に、既に悪徳業者が罠を張り終えて待ち構えている、そんな海に放り出され、酷い目に合う、それをマスメディアがいかにも”ネットの世界は敵”という言い方で報道をする。
    色んな経緯をたどって、今のガラパゴスジャパンが出来上がったのだと思います。

    面白いですね^^
    どこに終着点を置くのか、若しくは終着点など無いのか、
    折角だから、先導者にでもなってみたい・・・なんてね^^

    長々とすみません。
    読んでいただいて感謝いたします。

    いつの間にかこのサイトが毎日チェックするサイトになっています^^
    時間がありましたら、是非うちにも来てください♪

  • Webクリエイターボックス

    @メガネをかけた猫さん
    あいさつって言ったら毎日しないと…と感じてしまいますよねw

    @Toruさん
    >Twitterの機能拡張版的感覚を抱いて使っているのかなぁ
    確かにそういった感覚だと思います。海外ではFB→Twitterなので、その違いもありますね。

    @漣 風華さん
    >日本人は小さい頃、自ら手を上げてクラスの代表になろうという人は珍しく、逆に海外では代表になる為の試行錯誤をする、と。

    根本的な文化の違いですよね。それがSNSに現れているという…。
    他の国がどんな使われ方をしているかも何気に気になりますw

  • tomoopu

    すごーく、勉強になりました。

    自分の海外にいる友だちでも、Facebookをメインに更新している人と、Mixiをメインにしている人がいます。
    Facebookメインの友達は、実名+顔出し+コメント欄ももはや無国籍状態!(本人のコメントも全部英語)って感じです。日本で留学準備をしていたころから、「英語で思考するように訓練してる。夢の中でも英語を喋ってる」と語っていたのが印象的でした。
    いっぽうMixiメインの子は、渡米して数年経ったいまも自分で「頭はばりばりの日本人思考」と言っていて、日本にいたときからの友達とMixiで交流を深めています。
    なんでこう各々がいろいろなツールに分かれていっちゃうんだろう、チェックがめんどい(笑)と思っていたんですが、記事を拝見して「自分が『どこ』へ向かって交流したいか」によって、指向に見合ったツールをチョイスしてるのかな、なんて思いました。

  • こんにちは。
    blogエントリへのリンクありがとうございます。

    海外ではノートを使わないのですね。じゃあ、FBMLでも使って情報発信するのかというとそれも違うんでしょうね。そもそも、blogという情報発信が廃れ始めているということの現れでしょうか。私は、ノートはいらないと思ってます。そのかわりニュースフィードの文字数を拡張してほしい。それで十分な気がします。

  • Webクリエイターボックス

    @tomoopuさん
    私のFacebookも多国籍ですねー。Mixiを使ってる日本人留学生もいましたが、なぜかみんなかたくなにMixiを使い続け、Facebookはしてなかったような…。余計日本が恋しくなる気がするんですけどね。

    @kodamaticさん
    ノートを使わないのは、そもそも海外ではFacebookを情報発信のツールとしてではなく、「ただの暇つぶし」「友達との交流手段」として使っているからではないかな?と思います。

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  • chubabe

    facebook は日本では流行らないのかと思ってましたが、最近話題になっているので不思議な感じ。。。にしても恐ろしく遅いなと思います。 私は4年ほど前外国人の友達から誘われて始めました。 海外にいる友達との交流や、遊びの誘いや、イベントの告知で今や欠かせない生活の一部です。

    ところで・・・
    日本人はもう少し外国人と仲良くすべきではないかと、日ごろ思っています。

    ガラパゴス化への恐怖心や、言葉のコンプレックスを感じたなら、逆に積極的に外へ出て、友達を作ったり、情報を交換したり、いろいろトライすることによって、改善すると思います。

    facebookはそれを大いにたすけてくれるはず。  

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  • kshuns

    興味のある記事でした。日本人の匿名性に慣れた今、おじさん世代は実名表記は抵抗があったのですが、匿名にはないリアルな信憑性が好感できます。

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