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Web担当者Forum ミーティング2025 秋 で登壇しました!

先日「Web担当者Forum ミーティング2025 秋」というイベントで登壇しました!当日の様子や運営の裏側、私がプレゼンで意識したこと、そして当日お答えしきれなかった質疑応答の続きをまとめました!

「Web担当者Forum ミーティング」って?

Web担当者Forum ミーティング」は、株式会社インプレスが運営するWeb担当者向けの大きなイベントです。年に2回開催されているようですが、関連イベントである

  • デジタルマーケターズサミット
  • Digital Commerce Frontier
  • ネットショップ担当者フォーラム

これらも含めると年に8回くらい開催されているみたいですね!特定の分野を深掘りしたい人にはたまらない内容になっています。しかも、登壇者が特定の業界や職種に偏らないように丁寧に調整されているそうで、毎回新しい発見があるのも魅力の一つですね。最新のWeb担主催イベントはこちらをチェック

登壇のきっかけは一冊の本から

今回お声がけいただいたきっかけは、インプレスさんから出版させていただいた書籍『CSSとJavaScriptで作る動くUIアイデアレシピ』でした。そこからインタビュー記事『「Webクリエイターボックス」のManaさんオススメ! 今後のWebデザイン制作に影響を与える6冊』につながり、さらに今回の登壇へ…と、ひとつひとつのアウトプットが次の機会を連れてきてくれた感じです。「目の前の仕事に丁寧に向き合うことって、やっぱり大事だな」と改めて実感しました。ありがとうございます!

感動レベルの運営体制

イベント当日はもちろんですが、準備段階から運営チームのプロ意識に感動しっぱなしでした。

特に驚いたのが、登壇者専用のWebサイトが用意されていて、プロフィール文章やプレゼンデータをそこからアップロードして管理できるんです。 メールであれこれやり取りすると、最新のプレゼンデータは送ったっけ?必要なテキストはもう送ったっけ?画像はメールで渡せばいいんだっけ??となりがちですが、こうしたシステムのおかげでとてもスムーズでした。

さらに、参加者向けに用意されたフルカラー22ページのガイドブック! 当日の流れや注意事項、専門家の対談記事までまとめられていて、これ一冊あれば初めて参加する方でも安心して楽しめるような優れものでした。Webサイト制作に携わる自分しても、こうした参加する人(今回は一般参加者も登壇者も)の体験を良くする仕組み作りは、大いに見習いたいポイントですよね。

当日はとても豪華なお弁当をご用意いただいたのですが、小麦粉が食べられないもんで、残念ながら完食できず…。お気遣いいただいたのにごめんなさいぃぃ!

プレゼンで意識した「専門用語の翻訳」

肝心のプレゼン内容です。今回のテーマは「AIとWebサイト制作」でした。

普段、私はWebデザイナーやエンジニアといった作り手向けにお話しすることが多いのですが、今回はWeb担当者さんやマーケターさんがメインの対象者です。そこで意識したのが、専門用語をなるべく使わないということ。これまでがっつり制作に携わっていない方にも、AI活用のメリットやワクワク感が伝わるように、言葉選びにはかなり気を配りました。

名刺交換タイムと、ひとつの教訓

セッション終了後の名刺交換タイム。たくさんの方が並んでくださり、本当に嬉しかったです!制作会社の方だけでなく、事業会社のマーケターさん、など、普段とは違う層の方々とお話しできたのも貴重な体験でした。

ただ、用意していた名刺の数が結構少なかったみたいで、結構序盤から「足りなくなるかも!?」とヒヤヒヤ…。ギリギリ足りたのでよかったです…!

教訓:名刺は「これでもか!」というくらい余裕を持って持参しよう。

まさかの日帰り強行

私は広島在住でして、東京での開催だったのですが、昨今の宿泊費高騰の影響もあり、泣く泣く日帰りでの参加となりました。以前宿泊したことのあるビジネスホテルが3倍くらいの値段になってるじゃないですか…!暖簾で区切られているようなカプセルホテルでも一泊1万2000円!?ヒィィ…。

懇親会でさらに多くの方と交流したかったのですが、飛行機の時間もあり不参加に…。次回もし機会があれば、ぜひ懇親会まで参加して、もっと深いお話ができればと思っています!

お答えできなかった質疑応答

前回のプレゼンと同じく、Slidoという質疑応答サービスを利用しました!時間の関係ですべての質問にお答えできなかったので、続きはこちらで返答します。

会社のトップページのデザインを検討する際、会社が展開する複数事業の人柄が違う場合、どれか一つ事業をピックアップするか各事業の人柄を混ぜるか、どのように考えるのが良いでしょうか。想いや印象は共通しそうです。

私なら各事業を統括するような人柄を作ってデザインに落とし込むかもです!

最新のトレンドは、どのようにキャッチされていますか?どうAIに伝えるといいですか?

これは以前から変わりなく、海外の情報を中心に、ブログやSNSを活用しています。AIに伝えるときも、同僚に伝えるような感じで「最近〇〇が流行ってるみたい(URL提示)。今のプロジェクトに活かすならどうする?」みたいに、前提知識として最初に渡しておくと良さそうです。

AIを利用したアウトプットについて、著作権等の問題についてはどうお考えでしょうか?

難しいですよね。各AIの規定をチェックすることは前提として、生成されたものに酷似した作品は存在しないかの確認もして、最終的に人間が判断するしかないかもです…。また、プロンプトを残しておいて、万が一酷似した作品があったとしても、「あなたの作品を学習させたわけじゃないんです!」と言える根拠があると良さそう。

「AIが提案したものに対して、"良い" or "悪い" 、をAIに判断してもらう」ために必要なことは何だとお考えでしょうか?

大切なのは、人間が「判断するためのモノサシ(基準)」を明確にして渡しておくことです。単に「これどう?」と聞くのではなく、「ターゲット層である20代女性に響くか?」「ブランドイメージの"誠実さ"は伝わるか?」といった具体的な評価軸をあらかじめ考えておいてプロンプトで伝えることで、的確なフィードバックをくれるようになります!


大きなイベントへの登壇は緊張の連続でしたが、その分得られるものも大きかったですね!登壇のご依頼もお待ちしておりますー!広島県内であれば交通費・宿泊費不要ですー!