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読んだ本

これまでに読んだWeb・デザイン関連の本を紹介します。

書くことのメディア史 AIは人間の言語能力に何をもたらすのか

歴史ライティングAI
著者ナオミ・S・バロン
発売日

AIが普及するにつれ、翻訳家やライター、小説家の仕事はなくなるのだろうか?共生できるのか?など、気になる職業の人も多いはず。この書籍では、前半は文字の誕生をはじめ、「書くこと」の歴史を振り返り、後半でこれからの執筆スタイルがどう変化していくのかの考察です。特にAIについてのお話は「第Ⅲ部 コンピューターが書く時代」あたりから本格的に言及されるので、気になる方はそのあたりから読んでも良いかも。AIにできることと、やって欲しいことは区別して考えようというのは納得。


【目次】
 序章 人間の書き手、AI言語ソーセージ製造機と出会う

第Ⅰ部 書く練習
 第1章 読み書きの力を求めて
 第2章 人間が書く、そして書き直す理由
 第3章 英作文とその余波

第Ⅱ部 もし機械に書くことができるならば
 第4章 言語マシンの夢
 第5章 自然言語処理というソーセージ製造機
 第6章 機械翻訳、再び浮上

第Ⅲ部 コンピューターが書く時代
 第7章 機械が著者になる
 第8章 AI、書く仕事に乗り出す
 第9章 AIの創造性

第Ⅳ部 コンピューターと連携する時代
 第10章 ジーヴズとしてのAI
 第11章 人間とAIの共生
 第12章 私たちは常にAIを歓迎するか

 終章 人間が著者であることが重要な理由