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特殊加工名刺を「カードワン」さんで作ってみた
名刺の残り枚数が少なくなってきたので「そろそろ注文しなきゃなー」とのんびり構えていたところ、ずっと利用していた印刷会社さんがまさかの閉鎖!あれこれ探し回った結果、素敵な印刷会社さんに出会い、名刺を再現していただきました。これから名刺を作りたいデザイナーさんや、自分の名刺をグレードアップさせたいフリーランスの方の参考になれば嬉しいです!
印刷会社を探せ!
以前の名刺は、過去記事「名刺のデザインを新しくしました」で紹介したように、透明箔押しやレザーカットを使った加工もりもりな仕様。一般的な印刷会社でそれっぽくデザインするのもいいんですが、やっぱりこだわっちゃいますよね。デザイナーですもの…!いろんな加工に対応してくれるところはないかしらと探していました。
そろそろ名刺なくなりそうだから追加注文しなきゃ〜って思ってたけど、そういえば利用していた印刷会社さんなくなったんだった…。オプション加工もりもりだったから対応できるところ探してるけどなかなか見当たらない…!箔押しやカットできるところありませんか…? https://t.co/FS9INbtITa
— Webクリエイター ボックス (@webcreatorbox) July 7, 2025
そしてXで助けを求めたところ、「カードワン」さんという会社を教えていただきました。
特殊加工名刺が得意な「カードワン」とは?
教えてもらったサイトを覗いてみて、思わず「おぉ…!」と声が出ました。

とにかく、選べる用紙と加工の数が半端ないのです。「これなら私のワガママ名刺も再現できるかも!」と期待が高まります。
クリエイティブ心をくすぐる「用紙」の数々
普通の白い紙だけじゃありません。Webデザインでいうところの「テクスチャ素材」がそのまま紙になったようなラインナップです。

ギラギラグリッターペーパー。ラメが入ったような強い輝き。インパクト大!

色紙。縁取りもきれい!
他にも、
- クリア和紙
- ホログラムペーパー
- 手染め友禅和紙
- 段ボール
- 羊皮紙
- 木の名刺
- コルクシート
などなど、おもしろラインナップ!
なんでもできちゃいそうな「特殊加工」
さらに、印刷の上に施す加工技術も多彩です。

アートカット加工。レーザーで繊細な形に切り抜く技術。かなり細かく切り抜けるみたい。こちら利用しました。

盛り上げ箔加工。箔押しがぷっくりと立体的に。触り心地良さそう。
もちろん他にもあんなことやそんなことまでできちゃいます!
- 加熱型押し加工
- レーザー彫刻加工
- 香り印刷
- サーマルインク加工
- エナメルラメ加工
- 発泡加工
いろんな遊び心を、紙の上で表現できますね!
さっそくお問い合わせ&発注
私の名刺は加工があるので、いきなりポチッと注文して終わり、とはいきません。まずは「お問い合わせ(お見積りあり)」から連絡を入れました。
ひとまず「こんな感じか?」と思う用紙や加工を仮で選択。備考欄には以前の名刺デザインを紹介した自分のブログ記事のURLを貼り、「これと同じ仕様にしたいんです!」と伝えました。
プロの提案力に感動
問い合わせ後、メールでやり取りが始まりました。ここで驚いたのが、カードワンさんの対応力です。以前の名刺の現物が手元になくても、私が送った記事の内容を見て、すぐに理解してくれました。そして、「お客様が選択されたこのオプションよりも、こちらの用紙や加工の方が以前の名刺の雰囲気に近くなりますよ」といった提案をしていただきました。
素人判断で無理やり進めず、プロに「こういうものを作りたい」というゴール(完成形)を共有することで、最適なルート(加工方法)を導き出してもらえますね。ありがとうございます!
無事完成!
やり取りを経て、無事に発注完了。スケジュール感はこんな感じでした。
- 最初の問い合わせ
- 仕様決定・決済・データ入稿:約1週間後
- 商品到着:データ入稿から12日後
トータルで約3週間ほど。特殊加工は工程が多いので、一般的な名刺印刷より時間はかかります。余裕を持ってスケジュールを組むのが大切ですね。

届いた名刺を見て、思わず「わぁぁあ!」と声が出ちゃいました!以前の名刺の再現はもちろん、プロのアドバイスによって、より洗練された仕上がりになっていたからです!紙の質感、箔押しの輝き、切り抜き…。最高です!ありがとうございます!!!
まとめ:名刺は小さなポートフォリオ
この秋からはオフラインのイベントに参加する機会も増えてきました。そんな時、この名刺を渡すと、「すごい!この名刺どうなってるんですか?」「紙、触らせてもらっていいですか?」と、そこから会話が弾むことが本当に多いんです。
特に、私たちのようなデザイナーやフリーランスにとって、名刺は小さなポートフォリオ。デザインの知識があるなら、入稿データの作成(Illustratorなど)もそこまで難しくないはずです。プログラミングで画面を動かすのも楽しいですが、物理的な「モノ作り」の楽しさもぜひ味わってみてください。
そして、イベントなどで私を見かけたら、ぜひお声がけください!この名刺をお渡しできるのを楽しみにしています!