4年続けてわかった、個人ブログで行うプレゼント企画成功の秘訣

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毎年新年に実施している「Webクリエイターボックスプレゼント企画」。今年もたくさんのご応募をいただき、無事終了してホッと一息ついているところです。さて、Twitterを使えばフォロワーも増え、ブログの宣伝にもなるキャンペーン企画ですが、単に景品を揃えて宣伝すればいいというものでもありません。Webクリエイターボックスが4年行ってみて感じた、企画の流れや注意点を10項目に分けて記事にしました。もしブログで何かしら企画をお考えでしたら、ぜひ参考にしてみてください!

1. 企画のタイミング

まず第一に考えるのは、いつするか?という点。Webクリエイターボックスはブログ開始日が1月4日なので、それにあわせて行なっています。景品に応募の際に「◯周年おめでとうございます!」等、お祝いの言葉もいただけて中の人にこにこ。このように個人ブログであれば、何周年といったブログの記念日に実施するとブログの宣伝にもなりますね。他には年度始めやクリスマス、新年でもいいかもしれません。

2. 自腹か協賛か

次に、景品をどのように調達するか考えます。Webクリエイターボックスの場合、過去のプレゼント景品はすべて各企業様より提供していただいています(ありがとうございます!)。景品を自分で用意する場合は、予算を決めてから景品を選んだ方が無理なく実施できると思います。

協賛していただく場合は、とにかく早めに交渉を始めた方がお互いのためです。当ブログは1月の第一週に開始するので、11月中旬から景品案を考え始め、11月下旬から12月上旬で各企業様にご案内メールを送っています。もちろんすべての景品でOKをいただけるわけでもないので、実際に掲載予定の景品数より多めにアイデアだしておくと◎。メールを無視されてもへこまない強い精神力も必要です。

3. 景品選び

何よりも大切なのがこの景品選び。景品によって応募数は大きく左右されます。以下は2011年〜2014年の人気景品ランキング(フォロワー数の推移を加味した応募率から算出)。

  1. iPad Air 32GB Wi-Fiモデル
  2. オーツービジネステーマ・プレミアムプラン
  3. Amazonギフト券
  4. 雑誌「Web Designing」定期購読
  5. ブロガー名刺カラー印刷100枚
  6. ペン立て感覚で使える「ひらくPCバッグ」
  7. SuperPrint 名刺100枚両面カラー印刷
  8. クラウドテンプレート ゴールドプラン
  9. CD「恋のSEO!」「私の心の中の関数
  10. cheero ダンボーモデルのモバイルバッテリー・ミニサイズ

景品は他にもWebサービス1年無料やオンラインスクールの受講などがありました。しかしトップ10の内7つはサービスではなく、手に取ることのできる「物」で、手に入れるということが実感できる景品に応募が偏りました。10位中2位と8位にはWebサイト制作に使えるテンプレートのダウンロードし放題プラン。どちらも有効期限はなく、さらにダウンロードし放題とあって制限がないため、1年間のみ等の有効期限のあった他のWebサービスとは違い人気を集めました。

全期間を通して、景品の一社あたりの平均金額は18,380円。人気度は景品の金額に比例するかなーと思っていましたが、1位のiPad Airを除けば特に比例関係はないようです。Amazonギフト券は5000円分にも関わらず3位にランクインしているのがいい例で、ギフト券だと特定の景品ではなく自分で購入する物を選択できるため、低金額でも多数の応募をいただけました。

景品の選択ポイントで一番重要なのが、ブログの内容との関係性です。読者としてはどんなものでも貰えれば嬉しいかもしれませんが、キャンペーンを通して今までブログを読んだことなかった人にもブログの存在を広めたいので、ある程度は関連のある景品を選ぶべきです。特に気に留めておきたいのが多種多様の懸賞企画に応募する懸賞専用アカウントを持つユーザーです。この層は企画を盛り上げてくれるかもしれませんが、企画が終わってからもブログを見てくれる可能性は限りなくゼロ。景品のジャンルを絞る ― 例えば上記ランキング内の景品で言えば、テンプレートの無料ダウンロードや雑誌「Web Designing」はWebに関するお仕事をしている人しか応募はないでしょう。そのため懸賞専用アカウントからの応募は激減します。

4. 応募方法

海外のプレゼント企画の応募方法を見ると、大きく分けて

  • 記事内のコメント
  • Twitter
  • Facebook

がありました。
しかし有効なのは今のところTwitterだけかな、と思っています。ブログ内のコメントは応募もしやすく、管理側としても楽なのですが、ブログ読者以外に拡散されることはないので、新規ユーザーに参加してもらえる確率は下がります。

注意してほしいのがFacebookでの応募。Facebookの規約は意外と厳しく、「Facebookでこちらの文章をシェアして応募してください!」といって参加してもらうのは原則禁止されています。

3. プロモーションは、Facebookページ上またはFacebookアプリ内で運営できます。個人用タイムラインを使ってプロモーションを運営することはできません(「個人用タイムライン上のコンテンツのシェアを参加条件とすること」や「友達の個人用タイムライン上のコンテンツのシェアを追加の参加条件とすること」などは認められません)。

Facebookプロモーションガイドライン E. プロモーション

Facebookで拡散してもらい、キャンペーンを実施している企業やサイトを多く見かけますが、実はすべて規約違反です。過去に企業の公式ページにもかかわらず、この規約違反が原因で何の前触れもなく削除されてしまったという事例もあったので、気をつけましょう。
ユーザーがページに投稿する、投稿にコメントする、「いいね!」して応募することは可能なようです。「Facebookページ利用規約改訂!コンテストをFacebookページで開催可能に。」に詳しく書かれているので参考にしてください。

5. Twitterのフォロワーが5000人を超えてから

「Manaさんがやってたから、うちもやってみます!」と言ったものの、ほとんど応募がなくて盛り上がらずじまいだったサイトを何度か見かけました。せっかくプレゼントするならたくさん応募してもらいたいですよね。もちろん5000人というのはひとつの指標に過ぎないので、日頃のRetweet数や拡散具合を見て判断すべきです。

冒頭でも書きましたが、Twitterを使ってフォローすることを応募条件とした場合、フォロワー数は増えます。その年もよりますが、だいたい500〜1000人は増えました。しかし、フォロワー数を増やすことにとらわれ過ぎず、フォロワー数が増えてきたから(感謝の気持ちを込めて!)キャンペーンをすると考えた方がユーザーのためです。

フォロワー数の推移

Twitterフォロワー数の推移。キャンペーン期間中は急激に増えています。

6. Tweetしてもらう内容

景品を自分で購入するかどうかで変わってきますが、協賛していただく場合は特にTweetの内容が重要です。ユーザーにとって煩わしすぎず、かつ景品の宣伝もする必要があります。

第一回(2011年)のプレゼント企画では以下の内容をTweetしてもらいました。

#wcbox1 オーツーグループのオーツービジネステーマ・プレミアムプランに応募する! http://bit.ly/e3uo3i @webcreatorbox

しかし、直後にTwitter上で以下のご指摘を頂きました。

  • 全然宣伝になってない
  • フォローするのが条件なのに自分のアカウント名入れてなんか意味あるの?
  • 値段書いてないから価値がわからん

上記を踏まえて、翌年以降はこのようにTweet内容を変更しました。

#WCBプレゼント Webサイト用テンプレートがダウンロードし放題! @c_tpl のゴールドプラン(19,800円)に応募する! http://tinyurl.com/85jhf5b

企業のTwitterアカウントを入れれば、提供側からも自社景品にどれくらいの応募があるのかダイレクトに把握してもらえるので効果的です。ただし、Twitterを使って顧客サポートをしている企業もあるので、「タイムラインがプレゼント応募のTweetで埋まってしまうかもしれない」という点を事前に伝えて、確認しておく必要があります。

7. こまめに集計する

twport

応募いただいたアカウント名をExcel等で保管する場合は、こまめに集計していかないとアッという間に流れていってしまいます。特にTwitter公式サイトやアプリは拾い漏れがひどく、更新も遅い(と感じる)ため、集計には向きません。twportはCSV・TSVファイルとしてダウンロードもできるのでオススメ。
記事を公開した初日は応募がとにかく殺到します。twportでも一度に表示するTweet数が200を越えたあたりで重くなったり、エラーが出たりするので、期間中はこまめに保存していきましょう。

8. 応募期間は短く

応募数の推移

上記は2014年プレゼント企画の応募数の推移。最終日に伸びているのは、「あと◯時間で締め切りです!」といったお知らせを流したからです。期間中は一日に1〜数回ほど告知Tweetをしてリマインドすると、ある程度の応募数が見込めます。しかしやはり初日の爆発的な応募数を超えることはありません。このままダラダラ続けても懸賞専用アカウントからの応募が増えるだけなので、短期間で行うことが肝心です。

9. 注意事項はしっかりと

プレゼント企画をしようと決めた際に、一番時間をかけて悩んだのがこの注意事項。トラブルを回避するためにも、以下の項目ははずせないと思います。

  • 個人情報の扱い
  • 応募締め切り日・時間
  • 当選者の発表方法
  • 応募が無効になる例

その他、複数の景品がある場合で注意事項がある場合は、個別に記載します(例:発送は日本国内のみ/色は選択できません 等)。この注意事項は応募者だけでなく、協賛側にも伝えておく必要があります。「インターネットでよく見かけるプレゼント企画周りの法律あれこれ」という記事でも注意すべき点を紹介しているので、読んでみてください。

10. 抽選方法

random

どきどきわくわくの抽選タイム!Excelに保存した応募者からRAND関数でランダムに選んだり、入力した応募者を選択し、RANDOM.ORGにペーストして抽選(複数当選の場合1〜3番の人等)する方法があります。念のため当選者が本当に応募条件を満たしているかを最終確認して、当選通知を送ります。抽選は公平性を考慮して複数人で行うといいでしょう。

応募者は当選通知を今か今かと待ちわびていると思うので、応募締め切りから当選発表は間をあけず、翌日発表としています。発表後も当選者、提供者とやり取りを交わしたり、集計データをまとめたりなんだりと何かとバタバタ…。それが終わればようやく一息つけます。お疲れ様自分!


以上の流れでキャンペーンを行なっています。よりよい方法や注意点があればぜひシェアしてください!

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コメント

  • Chika Yasui

    また詳しく読みます。

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