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電子書籍を自分で出版してみよう!

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スティーブ・ジョブズ氏の公式伝記が販売されて、各書店を賑わせてますね。この本は紙の書籍だけでなく電子書籍でも販売されています。iTunesストアでは本日もちろん一位に輝いています。そんな電子書籍を読みながら「電子書籍ってどうやって作れるのかなー?」なんて疑問に思ったので調べてみました。出版業界の人でなくても、「自分の本を出版する」ってなんだかワクワクしますよね。さっそく見てみましょう!


電子書籍ってどんなもの?

電子書籍とは、PC・MacやAppleのiPhoneやiPad、AmazonのKindleなどのディスプレイで読める書籍のこと。書籍はインターネット上で購入、ダウンロードします。ファイルを用意するだけでコンテンツを提供できるので、紙の書籍よりも低コストで手軽に作成できます。デジタル書籍、デジタルブック、Eブックと呼ばれることもあります。(「電子ブック」はソニーの商標)

電子書籍のフォーマット(保存形式)

電子書籍ではおもに下記3つのフォーマットが使われています。

  • PDF
  • EPUB
  • AZW/MOBI(Kindle用)

EPUBがPDFと違うことろは、文字の大きさや文章の折り返しなどをユーザーが変更できるところです。PDFはページ幅が固定ですが、EPUBの場合は端末やユーザーの設定方法によって見え方が変わってきます。そのため、小説や新聞、論文などの「読むこと」がメインの書籍ではEPUBが向いています。PDFに向いているのは「読む」ことより書籍全体を「見せる」必要のある絵本や写真集、雑誌などです。

サンプル電子書籍をダウンロードする

電子書籍って聞いたことあるけど実際に見たことない…という人のために、サンプルを用意しました。といっても作り方を説明するのに作ったもので、内容は前回の記事「もうユーザーを迷わせない!ナビゲーションメニュー設置のコツ」です。はい、あくまでサンプルです!保存して、iOSならiTunesライブラリにドラッグ&ドロップして同期すると、iBookアプリから見れるようになります。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス

電子書籍を作成しよう!

ひとくちに電子書籍…といってもいろんな方法で作れるようです。簡単な方法を紹介します。

Sigil

sigil」はWYSIWYG(見たまんま反映しちゃうよ)でEPUB形式の電子書籍を作成できるアプリ。基本的にはWordなどの文書作成アプリと操作方法は変わらないので、難しく考えず作成していけます。

  • 無料
  • Windows, Mac OS X, Linuxでインストール可
  • EPUB形式で保存
  • 縦書き非対応
  • ルビタグ使用可

試してみた

どんなもんかと、前回の記事「もうユーザーを迷わせない!ナビゲーションメニュー設置のコツ」を電子書籍化してみることに。

文字の装飾や画像の挿入など、本当にWordを使っているような感覚であっという間にできちゃいました。保存すると.epub形式のファイルができあがり。

Tools > Meta Editor から本の情報を入力。

iPadで見てみた。うはっ!すごい!

簡単すぎてびっくりです。より詳しい使い方は「Sigilの使い方」が参考になります。ぜひぜひお試しあれ。

Calibre

calibre」は電子書籍版iTunesのようなアプリ。電子書籍のファイルをライブラリに追加したり、作者や出版社などの情報を管理・検索ができます。ビューアも内蔵されているのでパソコンからでも快適に電子書籍を読むことができます。

そしてこのアプリを使ってテキストファイルを電子書籍用の形式に変換することができます。.txt形式でもインポートできるので、Windowsのメモ帳で書いた小説を出版…なんてことも可能。これはあくまでコンバーターとして使えるので、上記Sigilのように文章を書いたり編集したり…という使い方はしません。SigilではKindleのAZW/MOBI形式で保存ができないので、Kindle用ファイルを作成したいときにこちらのアプリを使うといいでしょう。

  • 無料
  • Windows XP, Vista, 7、Mac OS X Leopard〜、Linuxでインストール可
  • EPUB, MOBI, PDF形式(他多数)でエクスポート可

試してみた

さきほど作った .epub のファイルをKindle用の .mobi に変換してみます。とりあえずファイルをライブラリーにドラッグ&ドロップ…。

お、読み込まれました。ファイルを選択した状態で「Convert books」をクリック。

「Output format」で「MOBI」を選んでOK。ライブラリでファイルを右クリックして「Save to disk」を選ぶと各フォーマットでダウンロードできます。

確認してみよう!…と思ったらそういえばKindleを持ってない事を思い出し、Kindle Publishing ProgramsからKindleプレビューアをダウンロード。すると、

こんな感じで表示されました。わーい!

注意したいのが、元ファイルのテキストエンコーティングがUTF-8でないと、日本語フォントは文字化けしてしまうようです。事前に確認しておきましょう。ちなみにこのCalibreではRSS登録しておいたWebサイトを自動的に保存していってくれるそうな。なにやら使い込めば面白そうですね!

パブー

パブーはオンライン上で電子書籍の作成・管理・販売ができるWebサービス。ブログ感覚で作っていくことができます。有料版だとさらに多くの機能を使えるようになります。手数料がかかるものの、このサイトだけで作成〜出版まですべて管理できるのが魅力!

  • 無料または有料(現在月額315円:通常525円)
  • 動作環境:Internet Explorer 8、Firefox 3、Safari 3、Google Chrome 4
  • EPUB, PDF形式で保存
  • 商用利用可
  • 縦書き非対応
  • ルビタグ使用可
  • 本の販売金額は10円から3,000円で設定
  • 本を販売した場合、売上げ金額の30%が販売手数料として差し引かれる

試してみた

ユーザー登録後、ログインして「本をつくる」をクリック。必要情報を入力したら「本を作成する」

「章の設定」から章(ブログでいうカテゴリー)を追加したり、

ブログ感覚でページを追加したり、

本の販売価格を設定したり。(価格の上限は3000円)

その他、Adobe社のInDesignではEPUB形式で保存することができます。EPUBにこだわらないのであればWordでも、TextEditでもPDF形式で保存できるので、写真を多く使った見せるページが多い場合はPDFの方がいいかもしれませんね。

電子書籍を販売しよう!

パブー以外で作った電子書籍はどうやって販売するのかなー?と探してみると、「個人で電子書籍を出版するために販売サイトを比較」という記事でうまいことまとめられていました。いろんな電子書籍の販売ができるサイトが紹介されています。こちらでおすすめサイト一位に輝いているのが「DL-MARKET」。その記事で比較内容はうまくまとめられているので、確認してみよう…と思ったら、海外からDL-MARKETにうまくアクセスできませんでしたよ。ということで確認できないのでもう丸投げします :P この記事を参考に自分にあった販売サイトを見つけてみてください!

「本を出版」と聞くと難しそうなイメージでしたが、電子書籍だとこのように手軽にできるようになりました。長年思い描いていたお話や、誰かに伝えたい考えもすぐに多くの人に届けることができます。みなさんはどんな本を書いてみますか?

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このブログの中の人、Manaです。

イギリス・ロンドン在住のWebデザイナー+Webデベロッパー:Manaです。 日本で2年間グラフィックデザイナーとして働いた後、バンクーバーにあるWeb制作の学校を卒業。 その後各国でWebデザイナーとして修行中。カナダ→オーストラリア→カナダ→イギリス←いまここ。 さらに詳しく知りたいという方はこちらへ。 個人的などうでもいいことはこちらでつぶやいてます。

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